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中国不動産紀行

vol.20 シルクロードと始皇帝 PartⅡ/2008年12月掲載

西安に着いて2日目、いよいよ始皇帝陵と兵馬俑に向かいました。昨夜は、西安の郷土料理に舌鼓をうち、足裏マッサージを施術して、23時には就寝・・・本日に備えました。ただ、ホテルのチェックアウト後、玄関に出ると、天気予報どおりの雨(西安は砂漠に近いのに今年は雨が多いらしい)・・・ここ西安でも、世界規模の気候変動を体感しました。ホテルの玄関で、ハイヤーと通訳ガイドさんと待ち合わせして、出発。通訳さんは、元日航ホテルの従業員であった為、日本語が上手で助かりました。(中国旅行で初めて訪ねる地では、ハイヤーと通訳さんを手配したほうが便利です。)

道中、通訳さんから、数年前には、筆者が宿泊したホテルで日本人が殺されていた(日本人が殺害されたのは承知してたが、まさか自分の宿泊していたホテルでとは、、、)とか 3年前の反日暴動の起点がここ、西安であった とか、中国通の筆者にいろいろお話してくれましたが、そんなの知ってるぜ! という顔をしないで、中日友好の為、おとなしく聞いてました。(笑)

そして、ホテルより約35分後、まずは始皇帝陵に到着。雨の為、霧で丘陵の頂上も、また頂上からの下界も見えず、人影もまばら、ちょっぴり寂しい場所でした。写真も結局綺麗に撮れず残念の一言でした。さて、次に、ハイヤー7分ほど乗車して、兵馬俑です。ここには、観光バスがたくさん駐車されて、中国はもとより世界各地から、20世紀の大発見・兵馬俑坑を訪れているようです。

ここ兵馬俑は、1974年3月、農民が井戸を掘っていたところ、偶然発見され、(筆者も小学5年のとき、こども新聞で、その記事を見たのを記憶しています。)そのニュースは世界中を駆け巡り、中国の国家プロジェクトにより現在に至るまで、発掘・保存等されています。簡単に言えば、180センチを超す巨大兵隊が6000体以上、ほかに将軍・馬車・馬など、そしてどれも違う顔(ということは、勿論手作り)が、亡くなった始皇帝を守る為に建造された東京ドーム3個分の規模でした。(現在発掘されている規模だけで、、、) やはり、中国では、万里の長城と同一の見逃せない建造物でした。筆者は、小学5年のとき抱いた夢を今まさに実現し、感慨深い思いを胸に抱き、兵馬俑を後にしました。

※好評をいただきました「悠久の、あっチャイナ!」は、vol.23をもって終了させて頂きました。

中国の話題は引き続き「WINGSチャネル」(ブログ)にて掲載しております。こちらのコーナーもどうぞヨロシクお願い致します。

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